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自動ドアの修理前に!故障の点検法と保守メンテナンス管理者について

自動ドアの修理前に!故障の点検法と保守メンテナンス管理者について

自動ドアに不具合が生じたときには、突然の事態にパニックになってしまう方も多いでしょうが、まずは『センサーが反応しそうなものが近くにないか』『自動ドアのレールにホコリやゴミが溜まっていないか』などの確認作業をおこないましょう。

自動ドアのセンサーは感知エリアが意外と広いため、近くに観葉植物やバッグなどがおいてあるだけで、開閉しなくなることもあります。また、レールに障害となる物体が溜まっていれば、開閉しなくなる場合もあるのです。

これらのような状況確認をおこなってみて、問題に思える点が自分では発見できなかった場合は、業者に自動ドアの修理依頼をしましょう。このコラムでは、自動ドアに起きる不具合の例やよい業者の選び方などをご紹介いたします。

自動ドアの修理前に|よくある症状と対処法

自動ドアの調子が悪いときには、すぐに業者へ修理依頼をするのではなく、まずは自分の目で自動ドアの状態を確認しましょう。先述しましたが、ちょっとした確認作業をおこなうことによって、自動ドアの不調を改善できる可能性もあるからです。ここでは、自動ドアに起こりがちな不具合の例と、その対処法についてご紹介いたします。

故障を疑う前にここを点検!

自動ドアが開閉しなくなったときには、『電源スイッチ』『レール』『センサー』の3か所を点検しましょう。電源スイッチがオフになっている、レールに砂やホコリがつまっている、センサーがキレイではない。こういった状態にあれば、正常に開閉しません。

自動ドアの気になる症状と原因

自動ドアの不具合は、主に『開閉時に鈍い音を発する』『まったく開閉しない』の2点と考えられます。以下で、それぞれについて、考えられる原因と対処法をご紹介しましょう。

開閉時に鈍い音を発する

レールに砂やホコリ、ゴミなどがつまっている場合が多いです。自動ドアの電源をオフにして、レールの掃除をおこないましょう。ぬらしたティッシュを巻き付けた割り箸や綿棒でふいたり、掃除機で吸い取ったりするとよいです。細かい砂粒が原因でも起きることがあるため、しっかりキレイにしましょう。

まったく開閉しない

まずは電源スイッチがオフになっていないか、確認してください。引越しや宅配の業者などが作業を始めるときに電源を切り、撤収する際についうっかり電源を入れ忘れてしまうということもあります。自分でオフにした覚えはないという確固たる自信がある場合でも、このように自分以外の誰かが切ってしまったということもあるため、開閉しないときには真っ先に確認するとよいでしょう。

また、小さなお子さんが遊んでいて、たまたま電源を見つけてしまってオフにしてしまうといったことも考えられることです。オフになっていれば、当然ドアはうんともすんともいいません。

開閉しない理由には、センサーの汚れも考えられます。不具合があるときは、一度センサー部分のふき掃除をおこないましょう。

レールの掃除をおこなったり、センサーをキレイにしたりしても状況が改善されない場合は、本当に故障しているおそれもあります。下記で業者に修理を依頼した際の費用相場や、信頼のおける業者を選ぶポイントなどをご紹介しますので、ぜひ参考にしていただいた上で故障の修理をおこなってください。

故障した自動ドアの修理費用

故障した自動ドアの修理費用

自動ドアの修理の依頼先は、主に『メーカー』か『修理業者』の2択になります。双方、メリットとデメリットがあるため、ここで詳しくご紹介いたします。

無料かも!依頼前に確認したいこと

メーカーの『保守契約制度』に加入している場合は、修理にかかる基本技術料や出張費などが無料になることがあります。また、制度の契約期間中であれば、優先的に対応してもらうことが可能になることも。

また、設置してから1年も経っていないのであれば、保証期間中である場合が多いです。保証期間中のトラブルであれば、メーカー側の責任で修理をおこなってもらえるでしょう。

もし自動ドアが故障してしまったときは、まずは必ずメーカーに『保守契約制度の対応になっていないか』『保証期間内ではないか』といった確認をおこないましょう。取り扱い説明書やメーカーの公式サイトには、お客様相談用コールセンターにつうじる電話番号が記載されているはずです。電話をかけてたずねてみると、問題の早期解決につながるでしょう。

自動ドア修理の費用相場

自動ドアの修理費用は『どういった作業が必要になったのか』『どういったパーツを交換したのか』という要素によって変動します。修理にかかる費用の相場は、『およそ3万円』です。

メーカーに依頼する場合は、費用が高額になるケースが多いです。ただし、そのぶん的確におこなってくれる安心感を得られます。

修理業者に依頼する場合は、メーカーと比べて費用を抑えられる傾向にあります。しかし、自分たちで作っている自動ドアではないため、確実に修理がおこなえる保証はありません。

「費用を安く抑えたい!でも安心できる修理も期待したい!」という場合は、修理業者をいくつかピックアップして相見積りをとりましょう。

修理業者のなかには無料で現地調査・見積りをおこなっているところがあります。そういった業者を複数選んで見積りをとり、修理内容や費用を比較することによって、より納得のいく修理依頼が可能になるのです。

よい修理業者を選ぶために知っておきたいこと

自動ドアの修理業者を選ぶ際には、いくつかのポイントがあります。まずもっとも大切なポイントは、『保守メンテナンス管理者』という資格をもっていることです。ここでは、業者を選ぶ際に最重要ともいえる資格に関する説明と、そのほかの業者選びポイントをご紹介いたします。

業者に依頼したことがなければ、どういった業者に依頼すればよいのか見当もつかない方が多いはずです。ここに書いてある情報を糧に、ぜひご自身にとって最良の修理業者を見つけてください。

自動ドア修理の資格『保守メンテナンス管理者』とは

『NPO法人全国自動ドア産業振興会』が試験を実施している資格です。この資格を保有しているものは、自動ドアに関する幅広い知識と技術力を備えていると認められます。

資格を保有していない人に修理をおこなってもらうよりは、やはり保有者のほうが信頼できるでしょう。

業者選びの判断基準

保守メンテナンス管理者の資格を保有しているかどうかだけでなく、以下のポイントも意識することによって、より信頼のおける修理業者に依頼することができます。

  • ○現地調査・見積りが無料
  • ○見積り書の内容がわかりやすい
  • ○現場との距離が近い
  • ○実績が豊富

まず、現地調査と見積りが無料という点は、欠かすことのできないポイントです。無料見積りをおこなっている業者を複数選び、相見積りをとることによって、見積り書の内容を比較できるため、より納得のいく依頼ができるようになります。

見積り書がわかりやすいことも重要な点です。どの作業にいくらかかったのかが明確でない業者は、不要な作業をおこなって高額料金を請求しようとしているかもしれません。また、見積り書がわかりやすくないと、相見積りで比較することも難しくなってしまいます。

現場との距離が近いということは、それだけ早く駆けつけてくれる業者ということです。問題の早期解決につながりますし、出張距離が短ければ短くなるほど出張料金も安く抑えることができます。

最後は、豊富な実績の有無です。実績が豊かということは、それだけ多くの人からの依頼をこなしているということになります。それは人としての対応や、修理の技術に確かなものがあるからこそのものです。そうでなければ、実績が豊富にはなりません。

定期メンテナンスの料金も判断要素に

定期メンテナンスの契約をおこなっている修理業者もあります。自動ドアは定期的なメンテナンスをしたほうがよいものです。なぜなら、もし不具合をおこしてしまえば、大勢の方の生活をさまたげるおそれがあるからです。

自動ドアのメンテナンスをおこたった結果、多くの人に迷惑をかけてしまえば、所有者の管理責任を問われるかもしれません。賠償請求されることも十分に考えられます。そのようなことを防ぐためにも、定期的なメンテナンスが大切なのです。

業者を選ぶ際に、よりよいところに依頼したい場合は、定期メンテナンスの契約料金や保証期間の長さなども考慮しましょう。契約料金は安く、保証期間の長い業者をオススメします。

自分でできる!自動ドアの点検&メンテナンス法

自分でできる!自動ドアの点検&メンテナンス法

日ごろから点検やメンテナンスをおこなっておくことで、自動ドアに起きる不具合を回避できることもあります。とくに大切なことは、『レールとセンサーの掃除』です。

レールに砂やホコリといったゴミが入り込んでいないかを確認し、汚れていれば掃除をしましょう。電源をオフにしてから、ぬれたティッシュを巻き付けた割り箸や綿棒で溝に沿ってふいたり、掃除機で吸引したりするだけでも、十分にキレイになります。

センサーの掃除も、乾拭きをおこなうだけでもよいです。ただし、椅子の上や脚立数段の上からとはいえ、落下すればケガをするリスクがあります。背が届かないから足場として椅子や脚立を使用するときは、細心の注意をはらってください。

まとめ

自動ドアに『開閉するたびに妙な音が鳴る』『開閉しなくなった』といった不具合が発生した場合は、故障だと判断してすぐにメーカーや修理業者に依頼するのではなく、自分で自動ドアの確認をおこないましょう。

自分で確認作業をおこなっても、どこにも問題が見つけられなかったときは、メーカーや業者に修理を依頼することになります。メーカーは作業に絶対的な信頼がおけますが、そのぶん費用が高いです。一方、修理業者は、メーカーほどの安心感はありませんが、費用は安く抑えられます。

修理を依頼する際は『保守契約を結んでいないか』『保証期間内ではないか』を確認しましょう。保守契約を結んでいたり、保証期間内であったりすれば、無料で修理ができます。

メーカーでなく修理業者に依頼する場合は、『保守メンテナンス管理者』の資格を保有している業者に依頼しましょう。資格を保有している業者は、『NPO法人全国自動ドア産業振興会』が実施している、自動ドアに関する知識と技術をはかる試験を乗り越えた人です。メーカーに並ぶまではいえなくても、信頼のおける修理をおこなってくれることでしょう。

自動ドアの修理業者を探している方で、どんな業者を選べばよいのか自分で決められないという方は、ぜひ弊社にご連絡ください。多数の修理業者が加盟しているため、ご要望を満たすのに最適な業者をご紹介させていただきます。

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